「毎日メディアカフェ / 毎日フォーラム」主催シンポジウム 「未婚化と少子高齢化、そしてこれからの日本」にエウレカCEOが登壇 ライフスタイルや出会いなど、新たな視点から少子化・未婚化課題を討論

サービス開始10周年を迎えた日本で最も使われている※1恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs」(ペアーズ)を運営する株式会社エウレカ(本社:東京都港区、代表取締役CEO 石橋準也)は、2022年12月1日、「毎日メディアカフェ / 毎日フォーラム」主催で開催されたシンポジウム「未婚化と少子高齢化、そしてこれからの日本」においてエウレカ石橋が登壇し、「少子化・未婚化対策と『新たな時代と価値観に求められる出会い』の創出」と題して講演を行ったことをお知らせいたします。(※1 MMD研究所「2022年マッチングサービス・アプリの利用実態調査」2022年9月時点)

 今回のシンポジウムは、日本社会の最大の課題の一つである少子高齢化と、その重要な要因である未婚化の原因と課題を改めて整理し、国や自治体、民間の取り組みなどについて議論し、今後の日本のあり方に迫ることを目的に開催されました。

 シンポジウムは冒頭、内閣府特命担当大臣(少子化対策・男女共同参画等)小倉將信衆議院議員によるビデオメッセージによる挨拶から始まりました。小倉大臣は少子化の最大要因である未婚化の1つの要因として、未婚者の約8割が結婚を希望しているものの、「適当な相手にめぐり会わない」「異性とうまく付き合えない」という理由から独身でいる現状を紹介し、出会いの機会や場の提供、より細やかな出会いサポートの必要性について強調しました。

 その後、株式会社ニッセイ基礎研究所人口動態シニアリサーチャーの天野馨南子氏による基調講演が行われました。天野氏は、結婚願望が高いにもかかわらず未婚化・少子化が進行している背景には、若い世代の家族感や就業価値観が、今の50~60代の認識と大きく異なっていることが挙げられると述べ、男女格差やアンコンシャスバイアスの是正などを含めて、中高年が多数派となった社会が若い世代の希望するライフデザインを理解し、その実現に向けた改革に尽力することが未婚化解消の要であると解説しました。

続いて、エウレカ石橋が登壇し、出会いの観点から見た課題として、活動の仕方がわからない、価値観の多様化、リスク回避思考など、今の若い世代が交際・結婚に向けた活動に積極的になれない要因分析を紹介した上で、それらに対する解決策を提示し、まずは恋愛・結婚へ取り組む”活動人口”を増やしていくことの必要性を述べました。

 後半は、講演者に加え、社団法人愛媛県法人会連合会 参事で「えひめ結婚支援センター」運営責任者である岩丸裕建氏、毎日新聞 政治部記者で書籍「世界少子化考 子供が増えれば幸せなのか」(毎日新聞取材班)の執筆者の一人である日下部元美氏、ファシリテーターに東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 准教授の治部れんげ氏を迎え、パネルディスカッションが行われました。

パネルディスカッションでは「少子化の根底にある未婚化問題の解決に向け〜新たな出会いの創出に社会ができること」をテーマに、これからの少子化対策に求められる新たな視点、海外比較から見た日本の現状の課題、自治体による婚活支援事業の現状を踏まえた上で官民の役割分担や連携の可能性などについて、様々な視点から意見を交わしました。

 Pairsでは今後も、日本が抱える少子化・未婚化という課題に対して、「出会い」の創出という観点から解決策を提示し、社会に貢献していきたいと考えています。